この記事の内容
犬が下痢になる原因は?様子見をしててもいいの?
愛犬が下痢で苦しそうだとなんとかしてあげたくなりますよね。そもそも犬はどうして下痢になるのでしょうか。考えられる原因をご紹介いたします。
疲れやストレスを感じると犬も下痢をしてしまう
人間と同じように、犬も疲れすぎたりストレスを感じてしまうと下痢になってしまいます。最近、環境の変化がありませんでしたか?ペットホテルに預けられたりすると寂しくて下痢をおこしてしまう犬は多いです。また留守番や引っ越し、愛犬を迎えたばかりのころなどは、寂しさの他にも緊張や疲れから下痢になってしまいます。
誤飲で下痢になってしまったときは注意が必要
空腹で誤飲してしまったり、興味本位で愛犬が誤飲してしまった可能性がある場合、注意が必要です。犬には食べたらダメな食べ物が多くあります。たまねぎやチョコ、散歩中にある植物(毒性が強いツツジやチューリップなど)飼い主さんの薬を飲み込んでしまう愛犬もいます。こういったものを誤飲してしまった場合は、すぐにかかりつけの獣医へ相談いたしましょう。獣医に相談する際には何をどのくらい食べてしまったか、何時頃に食べたのかなど細かく状況を伝えるようにしましょう。
要注意!寄生虫に感染してしまうと下痢症状があります
犬は寄生虫(ジアルジア症、爪実条虫症など)感染に気をつけなければいけません。特に老犬や子犬だと寄生虫に感染してしまうと、下痢の他にも体重減少に貧血で重症化してしまいます。寄生虫に感染しているかどうかは便の検査でわかるので動物病院で検査してあげましょう。
お腹周りが冷えてはいませんか?
愛犬のお腹が冷えてはいませんか?冷えると犬も下痢になってしまいます。特に老犬だとお腹の冷えから慢性的な下痢になってしまいやすいんです。冬に冷えてしまうのはもちろんのこと、夏場でもクーラーでお腹が冷えてしまいます。愛犬に腹巻きをつけてあげるか、毛布やクッションなどを使い、愛犬をあたためてあげましょう。
食べ過ぎ飲み過ぎも下痢の原因になります
食いしん坊な犬は食べすぎてしまいますよね。食べ過ぎ飲み過ぎも下痢の原因となってしまいますので、おやつのあげすぎはやめて愛犬のために食事管理をしてあげましょう。腸を冷やしてしまう食べ物(きゅうりなどの夏野菜)もありますので愛犬の体調に気をつけてあげすぎないようにしてあげましょう。
こんな症状があればすぐに獣医へ!
- ぐったりしていて反応が薄い、愛犬がずっと寝ている
- 愛犬の食欲が落ち体重が減少している
- 下痢の回数が多い
- 下痢に血がまじって血便になっている
- 下痢の他に嘔吐症状も
- 下痢の症状が何日も続いている
- 痙攣をおこしている
もし上記の症状が愛犬に当てはまるようであれば、すぐに獣医へ受診いたしましょう。一刻を争う場合もおおいです。早めに対処してあげましょう。愛犬の全身の様子、食べたもの、便の状態などを獣医に伝えると治療に役立ちますので愛犬の様子をよく観察してあげてくださいね。少しでも愛犬が変だなと感じたら獣医に相談しましょう。
家庭で愛犬の下痢のケアはできる?
家庭での下痢症状への対処法はあれば是非愛犬にしてあげたいですよね。ここでは家庭でのケア方法をご紹介いたします。
脱水症状にならないように水分補給をしてあげましょう
犬の下痢症状でもやはり水分補給が大事です。脱水症状にならないように気をつけてあげましょう。犬が脱水症状化どうかは背中の皮膚を引っ張りすぐにその皮膚が戻れば正常です。ですが皮膚が戻るときにゆっくりと戻るようであれば脱水の可能性があります。スポーツ飲料を与えたくなりますが、なれない飲料でストレスになってしまう場合もありますので、頻繁に水を与えてあげるほうがいいでしょう。
消化に良い食事や断食が良い
下痢のときは半日から1日ぐらい食事を抜いて一度愛犬の腸の中を空にしてあげましょう。ですが、空腹で嘔吐してしまう犬もいます。その場合はおじや(キャベツや人参、大根などを細かくし茹でたもの)など消化に良い食事を与えてあげましょう。またこのおじやは断食後にも少しずつあげていく時の食事にとても適していまので手作りをしてあげられる場合は手作りがオススメです。手作りが難しいようでしたら、ドックフードをお湯でふやかすようにして与えてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬はほぼ人間と同じような原因で下痢をおこしてしまいます。愛犬の様子をいつも観察し愛犬が元気ですごせるように、飼い主さんは出来る限りのケアをしていきたいですよね。









